十木舎

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松井山手の家 現場から

松井山手の家  現場から

十木舎の現場日記。今回は京田辺市は松井山手からです。

閑静な住宅街に先月上棟させていただいてから一か月を過ぎました。

今年は度重なる台風や長雨で工程の調整に各業者さんも一苦労です。

先月の上棟の様子


夏の暑いさなか大工さんも必死に頑張ってくれて、順調に上棟できました。



十木舎では屋根材はガルバリウム鋼板葺きを標準仕様としております。
こちらのお宅では比較的屋根勾配が緩やかで、片流れという屋根形状から
立てハゼ葺きという工法を採用しました。



一枚7mもある屋根材を連続して施工していきます。

下葺き材にはルーフラミテクトという透湿性のあるシートを採用。
屋根材との間に結露が発生しにくい状態にします。





屋根職人さん、きっちり納めてくれました。
屋根が葺き終わると現場としても一安心できます。


今週、内部は大工さんの腕の見せ所、階段をかける作業の真っ最中です。
今回はその一部をほんの少しだけ・・・

十木舎では階段材は桧の無垢板で作ります。
大工さんが削ってくれた桧の板は見事な光沢を放ちます。


そこに大工さん、階段の段板が入るところに印をつけ加工します。


廻り階段の段板は、あらかじめ何枚か板を剥ぎ合わせておきます。

さてさて、階段が仕上がるのが楽しみです。


また、進捗状況お知らせできればと思います。

森谷

大原の家・完成見学会ご報告

すきっりとしないお天気が続いていますが、この三連休はいかがお過ごしですか?
​今日は先週末(9/10・11)に開催した大原の家・完成見学会のご報告です。

今回の見学会は市街地から少し離れた立地であり、店舗付住宅ということで、
当初はどれくらいのお客さまにお越しいただけるのか少々不安に・・・
​しかし、いつも以上に早くからたくさんのご予約をいただき、最終的には
予約枠一杯の約30組のお客さまにご覧いただくことができました!

そしてこの大原の家は、なんといってもロケーションの良さが特徴です。
自然豊かな里山の景色をできるだけ効果的にとり入れられるように、
開口部の位置や大きさを工夫し、伸びやかな空間構成を実現しました。

当日お越しいただいた方には、お施主さまが10月下旬にオープンされる
「まめの木」さんの美味しい焼菓子をお土産にお持ち帰りいただきました。
​また近くにお越しの際は、是非お立ち寄りくださいね。

お施主さまのT様、ご協力いただき本当にありがとうございました。
詳しくは後日、実例紹介にアップする予定ですので、是非お楽しみに♪

大原の家完成見学会開催!

残暑もようやく少し和らいできましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
​この度十木舎では初となる、店舗付新築住宅の完成見学会を開催いたします。

自然豊かな大原に建つ今回のお家は、外観も周囲の景観に溶け込む瓦屋根。
店舗の入り口でもある玄関の軒は深く、無垢の木の表しが美しく印象的です。
見晴らしの良い2階に設置したLDKからは山々の景色が望め、
梁をみせた伸びやかな勾配天井が空間を効果的に演出します。
店舗には迫力ある一枚板のカウンターと薪ストーブがあり、お店に来られた方が
ゆったりとくつろげる素敵なスペースになりました。
その他にもキッチン背面にタモ材で作った特注のキャビネットや、オリジナル
テーブルなどの家具もみどころです。

今回はお施主様がこの家に新しくオープンされる焼き菓子工房&cafe「まめの木」さんの
美味しいお菓子もお土産にご用意していますので、是非ご予約をお待ちしています!!

夏季休暇のお知らせ

連日の猛烈な暑さ、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
十木舎では新たに一棟の棟上げを終え、9月初旬には大原の家が完成を迎えます。
​大原の家では完成見学会の開催も予定しておりますので、是非お楽しみに!!

さて、十木舎では8月13日(土)~16日(火)まで夏季休暇をいただきます。
​この間のお問い合わせ(電話・メール)にはご対応いたしかねますので、何卒ご了承くださいませ。
まだまだ厳しい暑さが続きますが、体調にはくれぐれも気をつけて素敵な夏をお過ごしくださいね。

素敵なオーダー暖簾のご紹介

​七月に入りあまりの蒸し暑さに梅雨明けが待ち遠しい今日この頃。
皆さまに気分だけでも涼やかに感じていただける、そんな暮らしのアイテムのご紹介です。


​少し透け感のある麻布にグレイッシュなブルーと柔らかなレモンイエローが綺麗な暖簾。
​こちらは四月にお引き渡しをした「祝園の家」のお施主さまであるY様のオーダー品です☆
​暖簾は出入口以外にも、ちょっとした間仕切りや目隠しとしても便利ですね。


こちらの暖簾を制作したのは、宇治の工房で染めから縫製まで手掛ける永野染色さん。
京友禅で培った技術を生かして、麻布を使ったバッグやコースター等の小物も制作されています。

今回はY様と一緒に工房を訪れて、何種類かある生地から選び、デザインや色を決めていきました。
​オリジナルの図案はモダンなものも多く、現代の住まいに違和感なく溶け込み暮らしを彩ります。



​宇治の工房は経年でグレーになった板張りの外観がいい雰囲気。。

実は代表の永野美和子さんは、十木舎がお世話になっている家具職人・永野さんのお母さま。
​なので、Y様のお宅には息子さんが作ったテーブルもあるんですよ♪
親子で暮らしに寄り添うものづくりをする職人さんとは素敵ですね。

撮影後、完成品が届いたY様からはお喜びのメールをいただきました。
気に入ってもらえて本当に良かったです。ありがとうございました!