十木舎

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長岡京の家 (外構工事編)

 外構工事 いろいろ!!  現場日記

念願の家を建てては見たものの、その家を引き立てつつ、

雰囲気を造るうえで重要なものの一つが外構工事ですよね。

みなさん外構を「こんな風に」とか「あんな風にしたいなぁ」。。。
なんて考えたり、悩んだりされてる方も多いはず。

先日、御引渡しさせていただいた「長岡京の家」
外構工事の様子を少しご紹介いたします。
何かヒントがあれば幸いです。

敷地境界には板塀を造って、その近くには自転車小屋を兼ねた倉庫を
計画されました。

まずは、板塀の基礎になるブロックと踏み石

ブロック基礎には板塀のアルミ支柱を立てます。


アルミ支柱に大工さんが板を張りつけていきます。
ちなみに板は「無垢のひのき板」


続いて倉庫も立てていきます。
一坪ほどでこじんまりとした倉庫兼自転車置き場。

外壁は「無垢の杉板」の下見板張りです。
下見板張りは板を横向きに重ねて張る工法で、雨の侵入を防ぎ
見た目もスッキリしています。

大工さんが特殊な加工をしてくれたので、とても上手くおさまりました。

下地の木をかぎ型に切欠き、これに合わせて板を張ります。

板を張っている大工さんは西岡棟梁と石嶺大工。

だいぶん張れました。棟梁の赤いポロシャツがまぶしい~
しかも、よく見たら三人とも違う色(笑) ちなみに紫は息子さん

隣接した母屋との境界も整備されました。

もともと草や落ち葉などの管理が大変でした。

不要な樹木を伐採し、境界にブロックを積みました。
また保管してあった瓦を有効利用するなど、
スッキリとした歩道を計画。


AFTER

歩道には「真砂土舗装」を採用しました。

自然な感じですし、なおかつ固めてあるので流れてしまわないのが
とてもいいですよ。

さきほどの板塀も完成に近づきました。
板が張れた状態。

木材の防腐と経年変化を和らげるため、保護塗料を塗ります。

塗料は「オスモ」を使用します。

自然系の塗料で人体と環境への影響も

少ないものを選択しました。



板塀の塗装完了です。

門扉からのアプローチ






外構工事の完成もまじかとなり、たたずまいも雰囲気が

出てきました。

お施主様もこの後のガーデニングなど御計画されているご様子。

私も今後定期点検で訪問させていただくのが、とても楽しみです。

今回は外構工事でした。

森谷

中庭のある家 現場日記

中庭のある家(亀岡)  工事進行中です!!

現在、亀岡の住宅地に建設中の新築住宅は、コの字型 の配置計画です。
しかも、その中庭を囲むように大きなガラスをはめ込むことによって、
開放感のある空間を実現しようと計画されています。


今回はそのガラスをはめ込む工事をご紹介します。

なんせ大きなガラス・・・一番大きなもので、高さ2m x 幅2.5m もあります。
それに複層ガラスですから、ゆうに200kgを超える重さです。

朝いちばんのトラックでガラスの到着。


続いて職人さんも次々と   1人2人・・・なんと9人!!


200kgの重さに加えてこの大きさです。これだけの人数はいないと
支えきれません。


吸盤をつけて、一斉の掛け声とともに いざ 搬入!


玄関からの搬入です。慎重にゆっくり進みます。
足元には特に注意!廻りにも気を配ばらなければなりません。
時々職人さんの気合の入った声が出ます。

本当に重そうです。。


やっとのことで中庭のスペースに到着です。

あと一息です。  定位置に納まるまで下から支える人は懸命に力を出します。



この日は3枚の大きなガラスを無事納めことができました。

ちょっと一服・・職人さんたちもホッとした表情を浮かべます。




この他にも、こちらのお宅ではこの中庭に面したスペースに

スチール製側板+木製の踏み板の階段を採用されています。


こちらのスチール製の側板に無垢の木製踏板を取り付けます。
どのような仕上がりになるのでしょうか。


開放感のあるガラス窓とこちらの階段、
中庭を囲むスペース・・・とても楽しみです。


今後の工事の進捗も是非お伝えできればと思いますので、
よろしくお願いします。

森谷