十木舎

寺田の家 House of Terada

寺田の家

House of Terada

近くには神社の参道が長く続く、緑豊かで閑静な住宅街の中に建つ延床面積約27坪の住まいです。
外壁に焼杉木材を使用することで、家に優しい風合いと黒色のずっしり構える力強さを与えています。また高い耐久性を持ち防虫効果もあることから、経年の劣化に対して有効な素材であるとともに、自然な味わいのある変化が期待できます。
周囲の緑豊かな環境を望むため2階リビングとし、柱や床、またキッチン造作もすべてヒノキ材で造作することで、おおらかで統一感のある空間に仕上げました。

場所:城陽市寺田
完成:2025年6月
規模:88.61㎡(26.80坪)
設計・施工:十木舎
写真:垂見孔士氏

勾配の天井で開放的なリビング・ダイニング
珪藻土の壁を、光が柔らかく温かい陰影を生む
ダイニングからキッチンを見る
キッチン全体の様子
ヒノキで造作したキッチンと背面キャビネット
キッチンからリビング・ダイニングを見る
リビング脇の3畳の畳スペース
玄関収納を正面に見る
窓を天井際に整理した寝室
全景